2020年の日本代表の年間スケジュールが発表された。最大のビッグイベントである東京五輪に向けて、U-23代表が3月に京都と博多で親善試合を実施。なでしこジャパンは仙台や栃木で親善試合を行ない、本番に備える。

A代表はカタールW杯最終予選へ

 A代表の2020年最初の活動は3月、カタールW杯アジア2次予選(2023年に中国で開催されるアジアカップの予選を兼ねる)。26日(木)に愛知県の豊田スタジアムでミャンマーと、31日(火)にアウェーでモンゴルと対戦する。6月の活動も同予選で、4日(木)にノエビアスタジアム神戸でタジキスタンと、9日(火)に大阪府のパナソニックスタジアム吹田でキルギスと対戦。8月から9月、10月、11月の国際Aマッチデーにおける活動は、いずれかの時期にカタールW杯最終予選がスタートする予定だが、詳細は未定となっている。

 森保監督は、A代表については「まず2次予選を着実に突破し、ぬかりのない準備をして最終予選に臨みたい」と語り、東京五輪に向けては「我々はTOKYO2020で金メダルを目指している。まずは1月のAFC・U-23選手権で頂点を目指して戦い、自信を持って五輪に臨めるようにしたい。五輪直前にはキリンチャレンジカップを戦わせていただき、最善の準備をして、目標を達成できるようにしていきたい」と抱負を語った。高倉監督は「東京五輪では勇気を持って戦い、一歩一歩進む中で、一番高いところに上っていきたい」とコメントし、それぞれ地元での金メダル獲得に向けて、決意を新たにしていた。

取材◎石倉利英 写真◎西田泰輔、Getty Images、石倉利英

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