上写真=6月のコパ・アメリカに続き、A代表に招集された久保建英(写真◎Getty Images)
川島永嗣を6月に続き招集
森保一体制がスタートして、およそ1年。いよいよワールドカップ出場に向けた予選が始まる。今回のメンバーは、ここまで積み上げてきたものを出すため、そしてチームをさらに高めていくための選考となった。選考前には、若手選手の比率を増やす意向を示していた指揮官だが、9月シリーズは東京五輪代表チームの遠征も同時に行なうため(メキシコ・アメリカ遠征)、その点からも「バランスを」を考え、さらに選手たちの「クラブでの立ち位置」についても考慮したと説明した。
一方で、コパ・アメリカを経験した数人の若い選手が加わった。久保建英については「コンディション的には問題ない。本人のメンタルも問題ない。期待するところは日本のために自分の持っているものを出し切る。彼自身がもっともっと成長するためにギラギラするものを見せてくれれば」と、期待を寄せている。
また、久保と同じく森保体制では6月シリーズで初めて招集されたベテランのGK川島永嗣が引き続き選ばれた。プレッシャーのかかる予選が始まる中で、その経験と統率力が大きな意味を持ちそうだ。
■9月シリーズメンバー
・キリンチャレンジカップ2019(9/5パラグアイ代表戦)
・2022FIFAワールドカップカタール・アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選(9/10ミャンマー代表戦)
▼GK
川島 永嗣(ストラスブール=フランス)
権田 修一(ポルティモネンセ=ポルトガル)
シュミット・ダニエル(シントトロイデン=ベルギー)
▼DF
長友 佑都(ガラタサライ=トルコ)
吉田 麻也(サウサンプトン=イングランド)
酒井 宏樹(マルセイユ=フランス)
植田 直通(セルクル・ブルージュ=ベルギー)
安西 幸輝(ポルティモネンセ=ポルトガル)
畠中 槙之輔(横浜FM)
冨安 健洋(ボローニャ=イタリア)
▼MF
原口 元気(ハノーファー=ドイツ)
柴崎 岳(デポルティーボ・ラコルーニャ=スペイン)
遠藤 航(シュツットガルト=ドイツ)
伊東 純也(ヘンク=ベルギー)
橋本 拳人(FC東京)
中島 翔哉(ポルト=ポルトガル)
南野 拓実(ザルツブルク=オーストリア)
板倉 滉(フローニンゲン=オランダ)
堂安 律(PSV=オランダ)
久保 建英(マジョルカ=スペイン)
▼FW
永井 謙佑(FC東京)
大迫 勇也(ブレーメン=ドイツ)
鈴木 武蔵(札幌)