ポーランドで開催されているU-20ワールドカップは現地時間6月15日に決勝が行なわれた。ともに初優勝を目指すウクライナと韓国が、ウッチを舞台に激闘を繰り広げた。

上写真=大会初優勝に輝いたウクライナ(写真◎Getty Images)

■2019年6月15日 U-20ワールドカップ・決勝
ウクライナ 3-1 韓国
得点者:(ウ)スプリアハ2、チタイシビリ (韓)イ・ガンイン

スプリアハが2ゴール

 試合は開始5分に動いた。キックオフ直後にキム・セユンがペナルティーエリア付近で倒されると、VAR判定の結果、韓国がPKのチャンスを得る。キッカーのイ・ガンインが冷静に決め、韓国が先制点を奪う。

 しかし、その後はウクライナのペースとなった。34分にゴール前の混戦からスプリアハが決めて、1-1の同点に追いつき、前半を終える。

 後半に入っても、ウクライナの勢いは止まらない。53分に韓国の守備ラインを抜け出したスプリアハが再び右足でゴールネットを揺らして逆転に成功する。

 その後、ウクライナは守護神ルニンの好守などで韓国にゴールを許さない。すると終了間際の89分には、自陣で韓国のパスをカットしたチタイシビリがそのままゴール前へドリブルで侵入し、左足を一閃。ボールはサイドネットに突き刺さり、勝利を決定づける3点目が決まった。

 そして、会場に試合終了の笛が鳴り響く。ウクライナが3-1で韓国に逆転勝利し、大会初優勝を飾った。

 なお、前日に行なわれた3位決定戦では、エクアドルが延長戦の末にイタリアを1-0で下している。上位4カ国の最終結果は以下の通り。

■最終結果(上位4カ国)

優勝 ウクライナ
準優勝 韓国
3位 エクアドル
4位 イタリア


This article is a sponsored article by
''.