U-20日本代表の中心にして『ガンバ大阪の未来』と言われる若きアタッカー、堂安律選手がサッカーマガジン8月号に登場。
稲本潤一、家長昭博、宇佐美貴史らを抜いて、一昨年にガンバ大阪の最年少出場記録を更新した堂安律。だが、昨季トップチームでの出場は、わずか3試合にとどまった。
「プロになって、もっと華やかな舞台を想像していたのに、去年はほとんどJ3(G大阪U-23)だった。高校2年でトップに飛び級できたことも含めて、理想より少し上をいけている感じだったので、去年は今までのサッカー人生で一番、理想とかけ離れたシーズンやったと思います」
そして迎えた今シーズン、8節大宮戦で待望のJ1初ゴールを記録した。葛藤の昨季を経て、プレースタイルには変化が見られる。
「背後へのフリーランニング、オフ・ザ・ボールの動きもできるようになってきた。“こんなに簡単に点取れるんや”ということにも気づいたし。相手を外して、ボールを持っていないときでも勝負できるようになった。そこは一番、成長しているポイントだと思う」
先ごろ韓国で開催されたU-20W杯では日本の全4試合に先発し、チーム最多3得点をマーク。グループリーグ第3戦のイタリア戦では、鮮やかなドリブルで“カテナチオ”を突き破る圧巻のゴールを奪い、世界に衝撃を与えた。
「自分は今まで目標を立てて成功してきたタイプ。かつ目標を持っておかないとダメなタイプやと思うので、A代表という目標をそろそろ自分の頭の中に入れてもいいのかなと。そういうところまでやっと来れたのかな、という感覚です」
『G大阪の未来』がいま見据える舞台は、3年後の東京五輪ではない――。
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