2月8日、埼玉スタジアム2002でFUJI XEROX SUPER CUP 2020 NEXT GENERATION MATCHが行なわれ、横浜FMユースが日本高校サッカー選抜に勝利。横浜FMユースは中村翼が2得点、星野創輝の追加点、日本高校サッカー選抜は田中克幸と晴山岬が得点した。

上写真=横浜FMユースのFW津久井がゴールを狙う(写真◎Getty Images)

■2020年2月8日FUJI XEROX SUPER CUP 2020 NEXT GENERATION MATCH(埼玉スタジアム2002)※40分ハーフ
横浜FMユース 3-2 日本高校サッカー選抜
得点者:(横)中村翼2、星野創輝 (日)田中克幸、晴山岬

「周りを使うのか、自分が行くのか」

 トリコロールのイレブンを最前線でけん引したのは、年代別日本代表にも選ばれるストライカーの津久井匠海だ。2本のシュートを放つも得点することはできなかったが、体を張ったポストプレーを見せるなど、攻撃の基点となった。

「代表でも周りの選手を使って、自分が(ゴール前へ)出ていくことを教わっています。『周りを使うのか、自分が行くのか。その判断を見極めないとダメだぞ』って、ずっと言われていたので、見極めながら得点を狙っていきたいです」

 中学時代は、埼玉県熊谷市を拠点に活動するクマガヤサッカースポーツクラブでプレーした。津久井にとって、埼玉スタジアムは思い出の地でもある。

「小学生のときに、ここで1度試合をしているんですよ。それから4年後くらい。『戻ってきたな』と」

 そして、新年度は最高学年となり、高円宮杯プレミアリーグ優勝を狙う。Jユース勢にとってシーズンの最終戦となる決勝の地も、埼玉スタジアムだ。

「プレミアリーグも最後はここでファイナルが行なわれるので、また戻ってきたいですね。最後の年なので、自分がチームを引っ張っていきたい。得点王とか個人タイトルも狙って、トップチームに昇格したいです」

 トリコロールのゴールゲッターが、2020年の活躍を誓う。


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