3月7日(土)13時30分より、埼玉スタジアム2002第2グラウンドでU-20日本女子代表とU-20ドイツ女子代表の国際親善試合が開催されることになった。両チームはともに今年8月のU-20女子ワールドカップに出場する。

上写真=写真左の菅野奏音は昨年のU-19選手権のベストプレーヤーに輝いた。右は同大会で主将を務めた髙橋はな(写真◎Getty Images)

今年8月に開催されるU-20女子W杯に向けて

 ヤングなでしこ(U-20日本女子代表)の強化試合が決まった。相手はU-20ドイツ女子代表。今年8月にコスタリカとパナマで開催されるU-20女子ワールドカップに向けた、試金石の一戦と言えるかもしれない。

 池田太監督が日本サッカー協会の公式HPにコメントを寄せている。

「U-20ドイツ女子代表との対戦が実現でき、大変うれしく思います。U-20 ドイツ女子代表は UEFA U-19女子選手権のファイナリストであり、今年の FIFA U-20女子ワールドカップへの出場が決定している強豪国です。ワールドカップまで約半年というこの時期に対戦することにより、われわれの現状を把握することができますし、日本で国際親善試合を行なうことでアンダーカテゴリーの日本の女子サッカーの取り組みや戦う姿を皆さんに感じてもらえる素晴らしい機会になればと思います。このような国際親善試合を大切に戦い、ワールドカップに向けて『積み上げ』を続けていきたいです」

 AFC U-19女子選手権で優勝し、3大会連続7回目のU-20女子W杯出場となる日本と、UEFA U-19女子選手権を制し、10大会連続10回目の出場を果たすドイツ。アジアとヨーロッパの王者対決は、本大会での戦いを見据えた試合になるだろう。

 また、日本は2018年に行なわれた前回のU-20女子W杯に優勝しており、この夏のW杯にはディフェンディングチャンピオンとして臨むことができる。つまり、連覇を目指せる唯一のチームということだ。残り半年の強化が、目標達成には極めて重要だろう。その意味で今回の一戦も、大きな意味を持つ。指揮官が言う通り、現在地を知ることができるからだ。

 なお、3月7日の試合は入場料無料。JFA‐TVにてライブ配信される。


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