『AFC U-20アジアカップ・ウズベキスタン2023』の準々決勝が現地12日に行われ、U-20日本代表は、U-20ヨルダン代表と対戦。坂本一彩が先制し、熊田直紀が今大会4点目となるゴールをあげて2−0で快勝。4強進出を決め、上位4チーム以上に与えられるUー20ワールドカップ・インドネシアの出場権を手にした。

上写真=先制ゴールを記録した坂本一彩(写真◎AFC)

■2023年3月12日 AFC U20アジアカップ 準々決勝
 日本 2−0 ヨルダン
 得点:(日)坂本一彩、熊田直紀

次戦は15日、準決勝でイラクと対戦

 勝てば、5月にインドネシアで開催されるUー20ワールドカップ出場が決まる一戦は、文字通り白熱のゲームとなった。ヨルダンは球際で激しいバトルを仕掛けてきたが、日本も序盤から一歩も引かずに戦う姿勢を示す。

 前半を0−0で折り返し、54分に均衡が破れる。ネットを揺らしたのは、坂本だ。北野がボックス左に鋭くボールを持ち込み、丁寧にマイナスに折り返すと、走り込んだ坂本がきっちり決め、先制に成功した。

 前半からボールを握り、チャンスも作り出していた日本だが、決めきれずに嫌なムードも漂っていた。だが北野の個人技と坂本の正確な技術でゴールをスコアしてみせた。

 すると、70分には今大会、要所でゴールを決めてきた途中出場の熊田がネットを揺らす。またしてもきたのが左サイドを破り、カットインからシュート。GKが弾いたところに誰より早く反応した熊田が頭でボールを押し込んだ。

 2点のリードを奪った後、77分には北野の浮き玉パスをゴール正面で胸トラップした熊田が豪快なボレーを叩き込んだが、これはオフサイドと判定されてゴールとならず。ただ、日本は攻守ともに集中力を途切れさせることなく、試合を進めて2−0で快勝。準決勝進出を決め、上位4チーム以上に与えられるW杯の出場権を手にした。

 次戦は15日。日本はイラクと決勝進出をかけて対戦する。

・U20日本代表メンバー:GK木村凌也、DF屋敷優成(88分:高井幸大)、菊地脩太、田中隼人、髙橋仁胡、MF山根陸、佐野航大(88分:熊取谷一星)、甲田英將(62分:熊田直紀)、松木玖生、北野颯太(77分:安部大晴)、FW坂本一彩(62分:永長鷹虎)


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