上写真=準々決勝・第2戦、アーセナルの冨安健洋は先発でプレーしたが、バイエルンに敗れた(写真◎Getty Images)
冨安は左サイドバックで先発も…
現地16日、17日に準々決勝・第2戦が開催され、2023ー2024シーズンのベスト4が出そろった。
16日に行われた2試合は、ともに印象的な『逆転』を演じている。第1戦を1−2で落としていたドルトムントは、ホームで4−2とアトレティコ・マドリードに快勝。2試合合計・5−4し、ビハインドをはねのけてネクストステージの扉を開けた。
もっと驚きの結果を導いたのが、バルセロナと対戦したパリ・サンジェルマンだ。ホームの第1戦を2−3で落としながら、敵地に乗り込んだ第2戦で4−1と大勝。相手に退場者が出たこともあったが、デンベレ、エンバペの活躍もあって勝ち切った。
17日は、昨季王者のマンチェスター・シティとレアル・マドリードが対戦。レアルのホームで行われた第1戦は3−3のドローに終わっていたが、第2戦もレアルはロドリゴ、シティはデ・ブライネがネットを揺らして1−1(2試合合計・4−4)。延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入すると、先攻のシティがベルなウド・シウバ、コバチッチと2人外したのに対し、レアルは1人目のモドリッチのみ失敗したが、以降の4人全員が決めて勝利。準決勝に駒を進めた。
冨安健洋が所属するアーセナルは、バイエルンとホームの第1戦で2−2と引き分けていたが、アウェーで迎えた第2戦で0−1と惜敗。冨安は左サイドバックで先発したが(86分に交代)、勝利をつかむことができなかった。
この結果、準決勝のカードはドルトムントvsパリ・サンジェルマン、バイエルンvsレアル・マドリードに決定。第1戦は4月30日、第2戦は5月7日にそれぞれ行われる。