エールディビジ(オランダリーグ)第3節が現地27日に行われ、斉藤光毅が所属するスパルタ・ロッテルダムがアウェーでヘーレンフェーンと対戦した。左サイドハーフで先発した斉藤は先制点に絡み、自らも2得点と大活躍。チームを暫定首位に導く原動力となった。

上写真=3得点に絡む活躍でスパルタ・ロッテルダムの勝利に貢献した斉藤光毅(写真◎Getty Images)

チームの先制点も斉藤のパスカット&シュートから!

 まずはチームの1点目。斉藤は敵陣でパスカットに成功すると、一度フェルシューレンに預けて前方へ。再びパスを受けると、ボックス左から迷わずシュート。ここは相手GKにセーブされるが、跳ね返ってきたところをローリッセンが蹴り込み、スパルタが先制に成功する。

 優勢のまま、1−0で後半に折り返し、迎えた53分。スパルタが欲しかった追加点を記録する。キレ味鋭いプレーを見せていた背番号11が主役になった。

 フェルシューレンがボックス外から右足で放ったシュートはまたも相手GKにストップされるが、跳ね返りに今度は斉藤が反応。頭でプッシュしてチームの2点目をスコアした。

 斉藤の勢いは止まらない。62分には自ら切り込んで決めてみせる。ボックス左角付近で味方と相手がボールを争い、こぼれたところを素早く拾うと、ボックスの外から迷わず右足を振る。低い軌道のボールがゴール左隅に突き刺さった。

 その後、へーレンフェーンに1点を返されるが、スパルタはアウェーながら3−1で快勝。勝利を決定づける2ゴールを刻んだ斉藤は88分に交代でベンチに下がったが、まさに八面六臂の活躍だった。

「結構タフなゲームでしたが、全員がハードワークをして結果的に3−1で勝てたことは、チームにとっていいことだと思います。個人的には3得点に絡めてやっと複数得点もでき、シンプルにすごくうれしいです! 次はNEC戦で小川選手との日本人対決もありますが、チームに貢献してまた勝利できるように頑張っていきたいと思います!」

 この日の試合の結果、暫定ながら首位に立ったスパルタ。その原動力になったのは11番を背負う斉藤光毅だった。次戦は1日(日本時間2日・3時)、小川航基と佐野航大が所属するNECと対戦する。


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