斉藤光毅が所属するスパルタ・ロッテルダムが現地1日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(UECL)出場枠をかけた勝ち抜き戦形式のプレーオフの準決勝第1戦で、ユトレヒトと対戦した。斉藤は先発出場を果たし、2−1の勝利に貢献した。

上写真=スパルタ・ロッテルダムの斉藤光毅。ユトレヒト戦に先発した(写真は5月13日のもの/Getty Images)

開始早々にクロスバー直撃のシュート

 斉藤は4−3−3の左ウイングで先発。リーグ戦最後の3試合で3試合連続ゴールを飾った勢いそのままに、開始2分には難しい角度からシュートを放つ。相手GKをかわして放ったが、クロスバーを直撃し、惜しくもゴールはならなかった。

 相手のユトレヒトはホームでもあり、リーグ得点王のアナスタシオス・ドゥビカスを中心に攻撃に比重をかけてきたが、最初のゴールを手にしたのはスパルタだった。29分に得たPKのチャンスにビト・ファンクローイがしっかり決めて先制。その10分後にはトビアス・ローリッセンのゴールも決まって2ー0とリードを広げた。

 ユトレヒトの攻撃は強力で、スパルタが波状攻撃を受ける時間もあったが、GKニック・オリイ中心に集中した守りを披露。反撃を70分のドゥビガスのゴールのみでしのぎ、難しいアウェーの第1戦を1ー2でモノにした。斉藤も85分までプレーし、勝利に貢献している。なお、ユトレヒトの前田直輝はベンチ入りしたものの、出番はなかった。

 第2戦は現地4日(日本時間25時)。スパルタはホームのエト・カスティールで決勝進出をかけ、ユトレヒトと対戦する。


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