ブンデスリーガ1部16位のシュツットガルトと2部3位のハンブルクによる入れ替え戦の第1レグが現地1日に行われた。ホームのシュツットガルトが前半から優位にゲームを進め、3−0で快勝。5日の第2レグを残すものの、残留に向けて大きく前進した。

上写真=先制ゴールを決めたシュツットガルトのマヴロパノスを祝福する遠藤航(写真◎Getty Images)

フル出場で勝利に貢献

 遠藤航はボランチ、伊藤洋輝は3バックの左で先発したシュツットガルトは狙い通りの結果を得た。開始1分にCKからマヴロパノスのゴールで先制してハンブルクの出鼻をくじくと、優位にゲームを展開する。

 26分に得たPKのチャンスはギラシのキックが相手GKダニエル・ホイヤー・フェルナンデスにストップされたが、チーム全体で気落ちすることなく勢いを継続。後半早々に欲しかった追加点をスコアした。

 51分にヴァグノマン、54分にギラシがネットを揺らして3−0。69分には途中出場したハンブルクのMFスホネンが退場になり、1人多い状況になると、必然的に受けに回る時間も長くなり、何度かピンチを迎えたが、要所を締めてそのまま試合をクローズ。シュツットガルトが重要な第1レグをモノにした。

 遠藤は積極的にボールに絡んで攻守両面で存在感を示し、伊藤は対人守備で強さを発揮し、ともにフル出場。勝利に貢献した。なお、原口元気はこの日はベンチ入りしなかった。


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