スコティッシュ・プレミアシッ14日、シーズン最終節が行われ、前節優勝を決めたセルティックがホームでマザーウェルに6-0で快勝。古橋亨梧は2得点、前田大然は3アシストと日本人選手も存在感を示した。
上写真=先制点を含む2ゴールで勝利に貢献した古橋亨梧(写真◎Getty Images)
リーグ戦32試合負けなし
前節、優勝を決めたセルティックがホーム、セルティックパークで最終節を迎え、マザーウェル相手に6-0と完勝した。口火を切ったのは、古橋だ。21分、右CKの流れからファーサイドでボールを拾うと、ニアサイドに蹴り込んだ。古橋は前半44分にもチームの3点目となるファインゴールを叩き込む。後方からのフィードに合わせて裏に走り込み、そのまま右足ボレーでネットを揺らした。
古橋が今季12点目を挙げる活躍を見せたのに対し、左ウイングで先発した前田も見せる。チームの2点目のターンブルにパス交換で絡んでアシストし、4点目のジョタの得点も古橋からパスを引き出すと、そのトラップがパスになってアシストした。さらにジャコマキスのチーム6点目のゴールもクロスを折り返すヘッドで、お膳立て。3アシストで勝利に貢献した。
この日、旗手怜央はベンチ外だったが、62分に井手口が途中出場。リーグ戦では3試合目のプレーになった。
6-0で完勝し、リーグ戦を32戦負けなしで終えたセルティックは試合後、優勝セレモニーを実施。2季ぶりの優勝の喜びを多くのサポーターと喜びを分かち合った。アンジェ・ポステコグルーはサポーターの情熱と応援に感謝を述べるとともに「歩みを止めない」とチームとしてさらなる発展を宣言。最高の雰囲気の中で、シーズンを終えた。