エールディビジ(オランダリーグ)の第15節が現地4日に行なわれ、堂安律が所属するPSVがユトレヒトと対戦した。堂安は先発出場し、51分にチームの3点目となるゴールをスコア。さらに4点目のゴールをアシストし、勝利に大きく貢献した。
上写真=今季3点目をスコアした堂安律(写真◎Getty Images)
豪快に左足を振り抜く
堂安の存在感が増している。ホームで迎えたユトレヒト戦で12分に相手に先制を許す苦しい展開となったが、右サイドから積極的にカットインして攻撃をけん引した。ガクボ、ラマーリョの得点で前半のうちにPSVは逆転に成功し、迎えた後半51分のこと。相手の心を折る、チームの3点目を叩き込んだ。
右サイドでグティエレスからパスを受け、ボックス内に進入。対峙する相手をかわすや左足を一閃。ニアサイドに蹴り込んだ。VARによるチェックを経てゴールが認められ、自身の今季3点目を刻んだ。
逆転して突き放した勢いをその後も継続したPSVは、70分にもゴールを記録する。このダメ押し弾にも堂安は絡んだ。右からのグラウンダーのクロスを、ニアサイドに走り込んだ堂安がヒールで触って後方に流す。そのボールをムウェネが豪快に叩き込んだ。
先行を許しながらも着実にゴールを重ねたPSVが4-1でユトレヒトを破った。堂安はフル出場して逆転勝ちに貢献した。チームはこれで5戦負けなし。首位アヤックスを勝ち点2差で追っている。