2021-2022のUEFAヨーロッパリーグ(EL)、グループステージ第4節のフェレンツバロシュ対セルティックが現地4日に行なわれた。日本代表の古橋亨梧はセンターフォワードとして先発すると、開始早々にゴールを決めるなど、攻撃をけん引。決勝点となるアバダの得点をアシストするなど活躍し、敵地で3-2の勝利に貢献した。
上写真=アバダと肩を組んで疾走! 先制ゴールを決めた古橋(写真◎Getty Images)
ELで2試合連続ゴール!
テクニカルな先制ゴールだった。リエル・アバダが相手にプレッシャーをかけて奪ったボールをボックス内で受け取ると、シュートフェイントで相手DFをかわし、左足で冷静にゴールを射抜いた。開始3分の得点は、古橋にとってEL2試合連続ゴール。チームに勢いをつけた。
その後、オウンゴールで同点とされるが、ジョタがすぐにゴールをスコアし、勝ち越しに成功。2ー1として後半を迎えた。58分には後方からのフィードをデイビッド・ターンブルに落とし、鋭い飛び出しから再びパスを受けてシュート。ゴール直前で相手DFにクリアされたが、組み立てからフィニッシュまでがスムーズで、連係が深まっていることを感じさせた。
その直後の60分には古橋のスルーパスからアバダがネットを揺らし、フェレンツバロシュを突き放す。試合終了間際にセルティックは自陣でボールを奪われて失点したが、3-2で試合を終え、2勝目を挙げた。
古橋は70分にベンチに下がったが、1ゴール1アシストで勝利に貢献。セルティックはEL2勝目を挙げ、順位は3位と変わらないが、2位ベティスに勝ち点1差に迫り、決勝トーナメント進出の可能性を残している。次節は11月25日、首位レバークーゼンとアウェーで対戦する。