リバプールに所属する南野拓実は現地21日、カラバオカップ(リーグカップ)3回戦、ノリッジ戦に先発出場を果たした。南野にとっては今季の公式戦初出場だったが、開始4分にいきなり得点し、80分にもダメ押しゴールをマーク。チームの勝利に大きく貢献した。
上写真=先制ゴールにダメ押しゴール。南野拓実はリーグ杯で2得点を挙げた(写真◎Getty Images)
攻守両面でアグレッシブなプレーを披露
昨冬にサウサンプトンに移籍していた南野にとっては、リバプールで久々の公式戦出場。今季初の公式戦でもあったが、いきなり結果を残してみせた。開始4分、左CKの流れから反転シュートを決めてネットを揺らし、チームを残せると、力強いドリブル、シュートへの意欲、アグレッシブなプレスをピッチで披露し、攻守に躍動。文字通り、けん引車となった。
後半開始早々に左クロスをディボック・オリギがヘディングで合わせてリードを広げたリバプールはゲームをコントロールしつつ、試合を優位に進めていく。そして試合も残り10分となった80分、再び南野が輝いた。
ボックス手前で味方からボールを受け取ると、そのままエリア内に進入。相手DFとGKのタイミングをずらして右足で振る。ダメ押しゴールでチームを勝利に導いた。
リーグ戦ではベンチ入りするも出場機会がなかった南野だが、先発フル出場を果たし、2ゴールという結果を残してチームの3回戦突破に貢献した。大きなアピールになったのは間違いない。