U-24日本代表MF食野亮太郎が、6月6日にオンライン会見に応じた。5日のU-24ガーナ代表戦は後半途中から出場し、1アシストを記録。残り1試合となったアピールの場で、得点という結果を追い求める決意を語った。

上写真=U-24ガーナ代表戦で後半途中から出場した食野(写真◎JMPA増田泰久)

「特徴をしっかり出していきたい」

 現地時間5月30日に所属するリオ・アヴェ(ポルトガル)の試合でプレーし、U-24代表への合流は6月1日だった。67分から出場した5日のU-24ガーナ代表戦は「1週間もたっていない中での試合で、移動疲れは多少あったけど、まだまだ若いので、少ない時間で準備して臨めた」という。

 5-0とリードした状況で右サイドに入り、89分に複数の選手によるワンタッチのパスワークに絡んで、MF三笘薫の6点目をアシスト。それでも「得点が欲しかった。そこは満足していないし、まだまだコンディションを向上させていけると思う」と語る。

 18人の東京五輪メンバー入りに向けて、試合でのアピールの場は残り1試合、12日のジャマイカ代表戦のみとなった。「2列目なら、どこでもできるのが自分の強み。どこで出てもゴールに向かっていくプレーを心がけたい」との意気込みとともに、「狭いスペースでもターンして仕掛けて、シュートまで持っていくのも強み。無理な体勢から得点してきたところも自信を持っているので、アピールとして見せていきたい。残り1試合、ゴールに向かう積極性や仕掛けを出していけたら」と意欲十分にコメントした。

 U-24ガーナ代表戦でポジションを争う選手が軒並みゴールを決めたことで「自分も試合に出たら、特徴をしっかり出していきたい」との思いを強くしている。一方で「目に見える結果に、よりこだわっていかなければいけないけど、そこにフォーカスし過ぎて、視野が狭くなるのは良くない。冷静に、チームが勝つためにプレーしたい」と、勝利とアピールを両立させる決意を語った。


This article is a sponsored article by
''.