日本代表MF中村敬斗が、持ち味を遺憾なく発揮して勝利への決勝ゴールをアシストした。10月5日のキリンカップ決勝・ニュージーランド戦で後半途中から出場し、左サイドからのドリブル突破とクロスで2点目を演出。北中米ワールドカップでも得点とアシストを記録した、得意のエリアで輝きを放った。
上写真=左サイドで多くのチャンスに絡んだ中村が最高の笑顔! 縦への突破やカットインで相手の脅威となった(写真◎高原由佳)
■2026年10月5日 キリンカップ決勝(観衆61,812人/@MUFG国立)
日本 2ー1 ニュージーランド
得点:(日)上田綺世、堂安律
(ニ)ベン・オールド
「自分が入ったときのことはイメージしていた」
71分に左サイドでボールを持つと、何かが起こりそうな予感がした。一度スピードを落としてから一気に加速して相手DFを振り切り、左足でグラウンダーのクロス。ファーサイドに抜けたところをMF堂安律が右足で蹴り込んだ。
「サイドが空いていたので、(ボールを)持ったときに仕掛けようと思っていた」という。狙い通りの突破からのクロスで2-1とする得点をアシストして「うまく律くんがゴール前に走り込んでくれてよかった」と感謝した。
この日は控えスタートで、64分に途中出場。ベンチで試合を見ながら「自分が入ったときのことはイメージしていた」と明かし、「後半ゲームが少しオープンになっていたので、サイドにスペースがあるのは分かっていた。自分が出たら仕掛けていこうと決めていた」との思いで勝利への勝ち越し点を演出した。
北中米ワールドカップのオランダ戦で最初の同点ゴールを決め、チュニジア戦ではMF鎌田大地の先制点をアシストした左サイドの『敬斗ゾーン』での輝きが、ワールドカップ後も日本の武器になることを証明する働き。11月の活動を経て臨む来年1月開幕のアジアカップに向けても「前回大会で悔しい思いをしているので、個人的にも良い大会にしたい」と力強く決意を語った。
