サッカー日本代表は10日(19時20分)にパナソニックスタジアム吹田でパラグアイ代表と対戦する。負傷者が続出し、招集できる選手が限られる中での試合となるが、チームはどんなスタメンで臨むのか。スタートからピッチに並ぶ11人を予想した。

上画像=パラグアイ戦の日本代表、先発予想布陣

3バックは橋岡大樹&谷口彰悟&安藤智哉or瀬古歩夢?

 9月シリーズも負傷が相次ぎ、招集できない選手が複数人いたが、今回も三笘薫や遠藤航、板倉滉らが負傷により不参加となった。明日のパラグアイ戦では代表経験の浅いメンバー数人がピッチに立つことになりそうだ。

 フォーメーションは現在の日本のベースと言える3−4−2−1と予想。ゴールマウスを守るのは9月シリーズで出番のなかった早川友基と見る。所属する鹿島で好調を維持しており、パラグアイ戦に向けたトレーニングでも素晴らしい動きを披露していた。7月のE-1選手権・中国戦で初キャップを刻んでいるが、アジア勢以外の国との試合も経験させておきたいところだ。

 3バックは右から橋岡大樹、谷口彰悟、安藤智哉。谷口は今回が1年ぶりの代表復帰となるが、経験豊富であり、経験の浅い左CBの安藤をサポートすることも求められる。安藤についてはE-1選手権を戦い、スタッフがそのスケールの大きさを評価していた。パラグアイ戦で先発するのではないか。ただ、守備の安定性を担保するなら、6月以降、評価を高めている瀬古歩夢が左CBに入り、瀬古→安藤のパターンもあるかもしれない。

 右CBの橋岡は2024年6月のミャンマー戦で谷口とともに3バックを形成した経験を持つ。所属するスラヴィア・プラハではウイングバックでプレーすることも多いが、連係面に問題はないだろう。

 センターバックは他にも渡辺剛、鈴木淳之介らがおり、さまざまな組み合わせが考えられる。彼らはブラジル戦で先発か。また、3日前や2日前の練習では4バックによるビルドアップの確認やロングボールを跳ね返すメニューをこなしていた。望月ヘンリー海輝が右サイドバック、中央のCBコンビは渡辺と安藤、左サイドバックの位置に鈴木が入る4バックも見られた(渡辺&谷口の2CBも試していた)。

 そのままトライするとは考えにくいが、3バックを形成しながらも、状況次第で所属クラブでウイングバックでプレーする望月がサイドバックの位置に下がって4バックに可変する可能性はありそうだ。

 ボランチは佐野海舟と藤田譲瑠チマのコンビと予想した。6月のオーストラリア戦、9月のアメリカ戦でも2人で組んだものの、連動性の面からも、個々の能力という点でも、その力を十分に発揮したとは言い難い。ここで、3度目の正直を狙うことになる。

 ボランチには田中碧もいるが、ケガから復帰後、プレミアリーグで途中出場が続いており、パラグアイ戦に出るにしても途中からではないか。9月シリーズでボランチを務めた鎌田大地は先発するならブラジル戦だろう。


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