日本サッカー協会は5日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選のサウジアラビア戦(10日)、オーストラリア戦(15日)に臨む日本代表メンバーに選出されていた高井幸大(川崎フロンターレ)が負傷のため不参加になったと発表。代わりに柏レイソルのDF関根大輝を初招集することになった。

上写真=負傷した高井幸大に代わって追加招集された関根大輝(写真◎Getty Images)

本当に大事な期間になる

 今月3日のメンバー発表で日本代表に選ばれていた川崎FのDF高井幸大が5日のJ1・町田戦で負傷し(28分に交代)、10月シリーズ不参加となった。試合後の鬼木達監督の説明によれば、「筋肉系のトラブル」。代表には9月シリーズに続く選出だっただけに、残念な結果になった。

 高井に代わって追加で招集されたのは、同じパリ五輪代表メンバーの関根大輝。右サイドバックが本職だが、走力とスタミナ、力強いプレー魅力のDFだ。

「今日の試合後(横浜FM戦)、急に日本代表に呼ばれることになり、とても驚いています。オリンピックが終わってからずっとA代表を意識していましたし、前回と今回の代表発表を見て悔しかった部分はもちろんありました。その悔しい思いを今日の試合にもぶつけられましたし、今日は個人的にも本当にいいパフォーマンスも出せたと思うので、コンディションも確実に上がってきたと感じています。何度もA代表に呼んでもらえるわけではないし、こういうチャンスを本当にものにしないといけないし、もっと上の目標にたどり着くためにも、本当に大事な期間になると思っています。自分の良さを出してアピールし、チームの勝利に貢献したいと思います」

 本人も驚いたという招集だが、訪れたチャンスをものにしたいと意欲を燃やす。今夏、フランスで見せたパワフルなプレーが期待される。


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