日本代表は5日、北中米ワールドカップ出場を目指し、アジア最終予選の初戦、中国戦に臨む。はたしてどんなメンバーでスタートを切るのか。先発メンバーを予想した。

上画像=5日に行われる中国戦の日本代表・先発予想メンバー

試合中の可変は準備済み

 フォーメーションは4−2−3−1と予想した。ただ、あくまでも初期設定で、日本が押し込む展開となれば、4−3−3、あるいは6月シリーズで試した「攻撃的な3バック」と指揮官が説明する3−4−2−1で戦う可能性もある。前日練習を終えた選手たちも、オプションの存在に触れ、状況に応じて戦う必要性を口にしていた。

 GKは鈴木彩艶と予想。J1で首位に立つサンフレッチェ広島の大迫敬介も好調を維持しているが、今夏イタリアのパルマに移籍し、定位置をつかんだ守護神がゴールマウスに立つとみる。

 ディフェンスラインは、右から菅原由勢、板倉滉、谷口彰悟、中山雄太の4人。左CBは谷口ではなく、町田浩樹が先発する可能性もあるものの、10日にアウェーで戦うバーレーン戦は気温40度近い酷暑の中で行われることが予想されており、かつロングボールを弾き返す展開も見込まれるため、町田は2戦目の先発を担うのではないか。

 谷口と板倉のコンビは吉田麻也と冨安健洋が不在だった前回予選のホーム・中国戦でコンビを組み(2022年1月27日)、ハイパフォーマンスを披露した。ラインを高く設定し、効果的な配球でチームを前進させて2−0の勝利に貢献している。今回も同様のプレーを期待したいところだ。

 右サイドバックは菅原、左サイドバックは所属するFC町田ゼルビアではCBを務める中山としたが、代表での「左サイドバック歴」を踏まえれば、問題なくプレーできるはずだ。

 ボランチコンビは遠藤航と守田英正が務めると予想した。遠藤がアンカー気味にプレーし、守田がバランスを整える中で前に出て、横並びになる機会は少ないと思われる。日本がボールを握る展開となれば、守田はむしろトップ下と並ぶような時間帯が多くなるかもしれない。


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