日本代表は24日、アジアカップのグループステージ第3節・インドネシア戦に臨んだ。引き分け以上でラウンド16進出が決まる試合で日本はシステムを4−3−3(4−1−4−1)に変更。スタメンもイラク戦から8人を替えて戦い、3−1で勝利を飾った。

上写真=2ゴールを決めて勝利に貢献した上田綺世(写真◎Getty Images)

■2024年1月24日 アジアカップ2023GS第3戦(観衆26,453人◎アルトゥマーマ)
 日本 3ー1 インドネシア
 得点:(日)上田綺世2、オウンゴール
   (イ)サンディ・ウォルシュ

前半は攻めあぐねるも焦れずに攻める

 開始早々、日本が先制した。6分、ボックス内でCBジョルディ・アマトに倒されて得たPKを上田自らが右上に決めた。

 幸先よくゴールを手にしたものの、日本はその後、5−4−1のブロックを組み、粘り強く守るインドネシアを攻めあぐねる。前半に訪れたビッグチャンスは35分毎熊が久保に預けてボックス内に進入すると、浮き球のパスを受けてダイレクトで折り返す。中村が右足で合わたが、シュートは左のポストを直撃し、ネットを揺らすことはできなかった。

 ようやく次の1点が入ったのは後半だった。52分、カウンターから左サイド深く持ち込み、中村のパスを受けた堂安がダイレクトでクロスを供給。ニアに飛び込んだ久保がDFを引っ張り、ファーで構えた上田がプッシュしてネットを揺らした。

 2−0とした日本はその後も優位に試合を展開。選手を交代させながら試合を進め、88分にカウンターの流れから上田のシュート性のクロスがオウンゴールを誘って加点。3−0としたが、アディショナルタイムに自陣右サイドでロングスローを許し、ファーサイドに流れてきたところをウォルシュに押し込まれて1失点を喫した。

 前線から攻めあぐねる場面もあったものの、終わってみれば日本が3−1で勝利。グループDの2位となり、ラウンド16進出を決めた。なお、対戦相手は明日25日に決定する。

取材◎佐藤景

▼出場メンバー
・日本◎GK鈴木彩艶、DF毎熊晟矢、冨安健洋(82分:渡辺剛)、町田浩樹、中山雄太、MF遠藤航、久保建英(82分:佐野海舟)、堂安律(伊東純也)、旗手怜央(69分:南野拓実)、中村敬斗(69分:前田大然)、FW上田綺世


This article is a sponsored article by
''.