日本サッカー協会(JFA)は7日、2024年1月1日に東京・国立競技場にてタイ代表戦に臨む日本代表のメンバーを発表した。なお、年末年始に所属クラブで試合のある海外組を除き、海外組15名、国内組8名を招集。なお、アジアカップに招集するメンバーはが元日のタイ戦終了後に改めて発表される。

上写真=初招集となったSTVVの伊藤涼太郎(写真◎Getty Images)

アジアカップメンバーは元日に発表

1月1日に開催されるタイ代表戦に臨む日本代表のメンバーが発表された。今回は年末年始に所属クラブで試合のある選手は招集外となり、これまでよりも多く8人の国内組が招集されることになった。

 発表会見に臨んだ森保一監督は「この元日の試合はその後のアジアカップ、ワールドカップ2次予選に繋がる貴重な場になると思います」と試合の位置付けを説明。「アジアカップに向けていい準備をしなければいけないと考えていますが、日程上、招集できない選手もいますし、その中で招集できる選手を呼びました」と話し、不測の事態に備えて戦力の拡充を図る狙いも持っていると語った。

 GKでは野澤が初招集されたが、「FC東京で試合に出ていますし、オリンピック年代で力をつけている。これからの伸び代も大きく期待しています」と話した。代表常連組の大迫敬介はオフに入り、ケガの治療をすることになり、今回は招集を見送ることになった。

 またSTVVの伊藤涼太郎も今回が初招集。森保監督は「攻撃に特徴がある選手。シント=トロイデンではまだ全てを発揮できていないかもしれませんが、10番や8番のポジションでプレーできる選手」と評価し、招集したという。

 ケガでしばらく試合から遠ざかっている板倉、中村敬が今回招集されたが、コンディションについて森保監督は「まずはケガについては常に代表のメディカルスタッフと所属チームのメディカルスタッフが連絡を取り合って、現状を把握しています。それプラス、現地にうかがって選手の状態をチェックし、招集しました」と話し、元日の試合はプレーできると見通しだという。

 また、今回はロールモデルコーチとして中村憲剛と内田篤人が帯同。指揮官は2人の豊富な経験をチームに還元されることに期待を寄せている。

画像: FC東京の守護神、野澤大志ブランドン(写真◎Getty Images)

FC東京の守護神、野澤大志ブランドン(写真◎Getty Images)

■1月1日タイ戦 日本代表・招集メンバー

▼GK
前川黛也(神戸)
鈴木彩艶(シント=トロイデンVV=BEL)
野澤大志ブランドン(FC東京)
▼DF
谷口彰悟(アルラーヤン=QAT)
板倉 滉(ボルシアMG=GER)
森下龍矢(名古屋)
町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ=BEL)
毎熊晟矢(セレッソ大阪)
伊藤洋輝(シュツットガルト=GER)
菅原由勢(AZ=NED)
藤井陽也(名古屋)
▼MF/FW
伊東純也(スタッド・ランス=FRA)
浅野拓磨(ボーフム=GER)
南野拓実(モナコ=FRA)
伊藤涼太郎(シント=トロイデンVV=BEL)
堂安 律(フライブルク=GER)
上田綺世(フェイエノールト=NED)
田中 碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ=GER)
奥抜侃志(ニュルンベルク=GER)
川村拓夢(広島)
中村敬斗(スタッド・フランス=FRA)
佐野海舟(鹿島)
細谷真大(柏)
*メンバーは12月7日現在

▼スタッフ
監督  森保 一
コーチ 名波 浩
コーチ 齊藤俊秀
コーチ 前田遼一
フィジカルコーチ 松本良一
GKコーチ 下田 祟
ロールモデルコーチ 中村憲剛
ロールモデルコーチ 内田篤人
テクニカルスタッフ 寺門大輔
テクニカルスタッフ 中下征樹
テクニカルスタッフ 若林大智

▽「TOYO TIRES CUP 2024」
・対戦相手:タイ代表
・日時:2024年1月1日/14時
・会場:東京・国立競技場
・TV中継:NHK・総合テレビにて全国生中継


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