日本代表は13日、大阪市内で11月シリーズの活動をスタートさせた。10日(金)に所属するシント=トロイデンVV(STVV)の試合のあったGK鈴木彩艶は活動初日から練習に参加。自身初となるW杯アジア2次予選へ向けて意気込みを語った。

上写真=活動初日から参加し、トレーニングで汗を流した鈴木彩艶(写真◎毛受亮介)

ワールドカップにつながる大会と思って

 前回、10月の代表活動で評価を高めた一人がGK鈴木彩艶だろう。先発したチュニジア戦ではDF陣とのコミュニケーション不足を露呈する場面も見られたが、練習から抜群の反応と高いポテンシャルを見せ、GKの定位置争いに名乗りをあげた。

 W杯アジア2次予選に臨む今回の11月シリーズも引き続き、U22代表ではなくA代表の招集を受けた。今夏加入したSTVV(ベルギー)でもゴールマウスに立ち、日進月歩で成長を遂げている。

 初日の練習後、取材に応じた鈴木は「昨年のワールドカップを見ましたが、そこにつながる大会だと思って。まずは結果が求められる。結果にこだわってやっていきたい」と初の『公式戦』に向けて意気込みを語った。

 今回、選出されているGKは3人。前回同様に大迫敬介、前川黛也(前回は途中離脱で小島亨介が追加招集)が名を連ねた。代表での定位置争いについては「やっぱり試合に出場したいですし、自分が結果をつかみ取りたいっていう部分はあります。でもまずはチームの力になれるよう、自分のパフォーマンスを発揮するのもそうですけど、自分の強みを表現して出場をつかみ取ったら、結果にこだわってやりたい」と話した。

 所属するSTVVは金曜日にリーグ戦をおこったため、活動初日から参加することができた。「他の選手よりは早く、今日から合流できたので、そういったところではプラスかなと思っています」と本人が話す通り、大迫や前川ら国内組ともスケジュール面で差はない。北中米W杯への第一歩となるミャンマー戦に出場し、チームのために戦う準備を整えている。


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