日本サッカー協会(JFA)は11日、11月シリーズに招集予定だった日本代表のメンバーについて、不参加となる選手及び追加招集する選手を発表した。ケガのために前田大然(セルティック)が不参加となり、渡辺剛(ヘント)が追加招集となった。

上写真=ベルギーで評価を高めてきた渡辺剛(写真◎Getty Images)

前田は全治6週間の見込み

 日本代表は13日から大阪で活動をスタートし、16日(木)にミャンマー代表と 21日にシリア代表と『FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選』に臨む。今月8日に26人の招集メンバーを発表したが、前田大然がケガのため不参加となった。

 7日にセルティックはアトレティコ・マドリードと対戦したが、前半23分に退場処分を受けた前田だったが、危険なプレーを判断されたファウルの場面で前田はヒザを負傷したという。全治は6週間の見込みだ。

 代わって、ベルギーのヘントに所属するDF渡辺剛が追加招集されることになった。2019年12月のEー1選手権以来、4年ぶりのA代表招集となる。

 本大会には参加できなかったものの、渡辺も冨安健洋や板倉滉、町田浩樹らと同じ東京五輪世代。FC東京から21年12月にベルギーのコルトレイクに移籍し、研鑽を積んできた。昨季はベルギー1部リーグでフィールドプレーヤーとして唯一、全試合にフル出場。評価を高めると、今夏にヘントに移籍し、開幕からスタメンに定着してチームの上位進出の原動力となっている。

 板倉がケガで不在のDF陣に新風を吹き込めるか。空中戦の強さ、ボール奪取力など、自身の持ち味を発揮することが期待される。


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