ドイツ戦の大勝から中2日、日本代表は現地12日(日本時間21時20分)にベルギーのゲンクでトルコ代表と対戦する。注目の試合において右サイドで先発濃厚なのが久保建英だ。ドイツ戦は途中出場して2アシスト。自ら好調と語るアタッカーが日本を連勝に導くーー。

上写真=ドイツ戦でわずか15分余りのプレーで2アシストを記録した久保建英(写真◎Getty Images)

余裕があるので焦りとかはないです

 思いを爆発させる時が来た。ドイツ戦の前に「コンディションは、僕史上過去最高」と語った久保だったが、スタメンのリストにその名はなかった。

「さすがに僕は100%は出ると思ってたんで。それは正直がっかりしましたけど。それだけ競争は高いっていうふうにポジティブにとらえようっていうふうに自分に言い聞かせたので、そういった意味で結果が出てよかったです」

 74分に伊東純也に代わってピッチに登場すると、ボール奪取から浅野拓磨のゴールをお膳立て。さらにアディショナルタイムにも田中碧のゴールを精度抜群のクロスで導き、わずか15分あまりのプレーで2アシストを記録した。

 代表合流前、所属するソシエダでは右足の違和感のため練習があまりできず、それでも今月1日のグラナダ戦に出場して2得点。自信と勢いを持って代表活動に参加していた。

 おそらく負傷を悪化させることを避け、コンディション面も考慮して久保はベンチからのスタートになったと思われる。とはいえ、本人が「僕史上過去最高」というくらいだから、プレーできる状態にはあったのだろう。その言葉が嘘でないことは、結果が証明している。

 果たして迎えるトルコ戦では、右サイドでの先発が濃厚だ。

「僕はもう余裕もあるので、そんな焦りとかはないですけど、チャンスがもらえたら代表のメンバー争いも熾烈ですし、しっかりアピールしていきたいなと思います」

 久保が主戦場とする右サイドには伊東純也がいて、トップ下なら鎌田大地がいる。ポジション争いは確かに熾烈だが、それぞれに特徴があり、その力を状況に合わせてチームに還元することを森保ジャパンは目指している。日本代表チームとして総和を広げる作業と言っていい。

 逆の見方をすれば、伊東の力が必要な時もあれば、鎌田の力が必要な時もあれば、久保の力が必要な時も必ずあるのだ。トルコ戦に先発すれば、久保の力が試合のスタートから必要ということだろう。

「いい試合をした後なので、みんなの期待も高まっているぶん、落とせない試合になるとは思う。あんまりFIFAランキングはあてにならないと思いますし、実際、僕らより上のチームは結構、負けているチームもあって、足元すくわれているチームもたくさんある。トルコも言ったらモロッコみたいに乗ったら手がつけられないという印象が僕の中にはちょっとあるので。相手に乗らせないように、いい立ち上がりができたら、僕らとしたらいいのかなと思います」

 ドイツ戦の勝利の価値をより高めるために、トルコ戦で下手な試合はできない。試合の始まりから、久保は勝利のために全力を注ぐ。


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