6月15日の『キリンチャレンジカップ2023』エルサルバドル代表戦で、日本代表のゴールラッシュを締めくくったのはFW古橋亨梧だった。後半途中から登場し、73分にヘッドで6点目。スコットランドで得点を量産した自信を胸に、ポジション争いが激しい代表チームでも結果を残している。

上写真=古橋が途中出場からチーム6点目を決め、チームメイトの祝福を受ける(写真◎毛受亮介)

■2023年6月15日 キリンチャレンジカップ2023(@豊田スタジアム)
日本 6-0 エルサルバドル
 得点:(日)谷口彰悟、上田綺世、久保建英、堂安律、中村敬斗、古橋亨梧

「良い競争をしたい」

 5-0で迎えた65分、FW上田綺世との交代で出場。控えスタートで出番を待ちながら、昨年9月のエクアドル戦以来となる出場に向けて「しっかり準備をして、呼ばれたときに結果を残せるようにしていた」という。

 豊田スタジアムの大歓声を浴びながら「ワクワクと、得点を決めたいという気持ちと、素晴らしい応援をしてくれる皆さんの前でプレーできる幸せをかみ締めてプレーした」との思いが実ったのは、73分。途中出場で右サイドバックに入っていた相馬勇紀のセンタリングをヘッドで合わせ、ファーサイドのネットを揺らした。

「勇紀が本当に良いボールをくれたので、あとは落ち着いて、しっかりコースに流し込めたのでよかった」と振り返った代表通算4得点目。ホッとしたような笑顔を浮かべると、アシストした相馬に駆け寄って感謝した。

 昨年のカタール・ワールドカップはメンバー外。だが2022-23シーズンはスコットランドのセルティックで得点を量産し、リーグ得点王とMVPに輝いた。その自信を胸に代表でも結果を残したが、この日は先発した上田が代表初ゴールを決めるなど、ポジション争いは激しいだけに、「しっかりと良い準備をして、良い競争をしたい」と20日のペルー戦を見据えていた。


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