写真◎Getty Images

日本は『死のＥ組』に！　ドイツ、スペイン、大陸間ＰＯ勝者と対戦。森保監督「ドーハの歓喜に変えたい」【カタールＷ杯】

2022-04-02

サッカーマガジン編集部 @ soccermagazine

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カタール・ドーハで1日、今年11月21日に開幕するFIFAワールドカップ・カタール大会の組み合わせ抽選会（ドロー）が開催された。その結果、日本はグループＥに入り、スペイン、ドイツ、大陸間プレーオフの勝者（コスタリカ対ニュージーランド）とグループステージで対戦することが決まった。

上写真＝抽選の結果、日本は優勝経験国であるスペイン、ドイツが同居するグループＥに入った（写真◎Getty Images）

日本の初戦は11月23日、ドイツ戦！

　今回の組み合わせ抽選ではポット２に属するドイツが、どのグループに入るかによって『死の組』が形成させると言われていた。日本はそのドイツとスペインが同居するグループＥに属すことになった。すなわち、『死の組』を突破して、チームが目標として掲げる「ベスト８以上」を目指す。日本のグループステージの日程は以下の通り。

◆日本のグループステージ日程
・11月23日：ドイツ vs 日本
・11月27日：日本 vs コスタリカorニュージーランド
・12月１日：日本 vs スペイン

　初戦はヨーロッパ予選で圧倒的な強さを示し、無敗で勝ち上がったドイツ。2戦目に大陸間プレーオフの勝者（コスタリカorニュージーランド／6月13日or14日試合開催予定）と対戦し、3戦目にスペインとの試合を迎える。対戦国が決まったこともあり、6月、9月のテストマッチで、どんな相手と戦い、強化できるかも大きなポイントになるだろう。

　グループステージの対戦カード決定を受けて取材に応じた森保一監督は、以下のようにコメントした。

「Ｗ杯に出てくるチームはどこも強豪だと思っていましたし、その中でどこと当たるのだろうとワクワクして抽選会に臨みました。Ｗ杯でも優勝経験にあるスペインやドイツと一緒の組になり、われわれにとっては世界に挑む、世界に勝っていくという部分で、良い相手と戦えると思っています。
　ベスト8以上に行きたいという目標を持っています。その中でスペイン、ドイツ、ニュージーランドかコスタリカ、強豪ばかりですけど、そこに勝ってまずは決勝トーナメントに駒を進めるというところではどこが相手でも、目標を変わらないですし、戦いが楽しみです。スペインやドイツはわれわれよりもFIFAランキングが上で、挑むというところは変わりませんが、これから分析を進めて、相手を上に見るのではなく、われわれも戦えるところを、しっかりストロングポイントも出していけるように準備したいと思います。
（ドーハは監督にとっても特別な場所だが選手たちに伝えることは？）私が（ここで）経験したことで選手たちに伝えることはありませんが、ベスト16の壁を破ってベスト8以上に行くという目標を確認しながら、1戦1戦、相手の事を分析して自分たちの持てるものをすべてぶつけるという、これまでやってきた目の前の一戦に向けて準備をする、全力を傾けることをやっていきたいと思います。
　私自身、このドーハの悲劇ということで、W杯の夢をつかみ取れなかった場でありますけど、今回は監督としてW杯に臨んだ『ドーハの歓喜』に変えたいと思います」

　かつて悔し涙を流したドーハの地を歓喜の場所に変えるためにーー。まずは厳しいグループステージを突破すべく、準備を進める。