日本代表は5月28日に千葉県のフクダ電子アリーナで、FIFAワールドカップカタール2022・アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選のミャンマー戦を戦い、大量10ゴールを挙げて勝利。ワールドカップ最終予選進出を決めた。FW大迫勇也は5得点を挙げた。
上写真=大量5ゴールを挙げた大迫勇也(写真◎山口高明/BBM)
■2021年5月28日 ワールドカップ2次予選兼アジアカップ予選(@フクアリ/無観客)
日本 10-0 ミャンマー
得点者:(日)南野拓実2、大迫勇也5、守田英正、鎌田大地、板倉滉
南野、鎌田、伊東との連係。「いいバランスでできている」
サムライブルーは3月のモンゴル戦に続き、ワールドカップ2次予選の2試合連続で2ケタ得点を記録した。ゴールショーの中心にいたのは、15番を背負うエースストライカーだ。試合前に「僕が一番前にいるので、みんなにしっかりとしたプレーを見せなければいけない」と話していた大迫勇也は、南野拓実が先制点を奪った後の22分にチーム2点目をスコア。それからわずか14分の間に2ゴールを重ね、前半だけでハットトリックを達成した。
後半に入っても、キックオフ直後の49分に4点目を奪取。試合終盤の88分にも自身の5ゴール目を挙げ、点取り屋の真骨頂を発揮した。「試合前から、点数を取れるだけ取りたいなと考えていました。周りの選手に感謝です、しっかりと良いパスが来たので」と、ゴール前で大迫にボールを集めたチームメイトへの感謝の思いも言葉にする。
「韓国戦からずっと、大地(鎌田)と拓実(南野)といい関係ができているし、そこに縦のスピードがある純也(伊東)もいるので、いいバランスで試合ができているのかな、と。次はジャマイカ戦なので、その相手にもしっかりとできるところを見せたい。また次、楽しみです」
次はジャマイカとのキリンチャレンジカップから始まる6月シリーズ4連戦。1トップの大迫を中心に、南野、鎌田、伊東と、ヨーロッパで活躍する強力カルテットが、サムライブルーの前線を活性化させていく。