AFC女子アジアカップが開催されているインドに到着後の検査で新型コロナウイルスの陽性判定を受け、隔離を続けてきた岩渕真奈が25日からチームに合流。27日の韓国戦を前にオンラインで取材に応じ、意気込みを語った。

上写真=岩渕真奈の笑顔がはじける。25日からチームに合流した(写真◎JFA)

自分に求められているのはゴール

 18日から24日までの7日間、隔離されていた岩渕はさまざまな思いを戦っていた。女子アジアカップに向けて「やれることはやってきていたつもりだった」という。いきなり足止めされる形となり、結果的に初戦のミャンマー戦も、2戦目のベトナム戦も出場できなかった。

「チームにいての隔離だったので、いろんな人に迷惑をかけて、いろんな人に助けてもらいました。手紙やLINEももらって、チームメイトの存在はものすごく大きかったです。みんなが出発する姿が自分の部屋からも見えるんですけど、手を振り合って、元気をもらっていました。もどかしさというのも、みんなの姿を見れば見るほどありましたけど、みんなに助けてもらっていました」

 仲間の支え、スタッフの支えがあって隔離を終え、チームに合流。ここから岩渕真奈の女子アジアカップが始まる。ただし、部屋でできるトレーニングはエアロバイクなど限られていたため、コンディションはまだ万全ではない。27日は韓国戦を迎えるが、できることはやるつもりでいる。

「求められているのはゴール、結果だと思いますし、(試合に出たら)積極的に仕掛けて違いを生み出せるように頑張りたい」

 2連勝で大会をスタートさせたチームの背中を、岩渕がここからさらに押していく。まずは本日の韓国戦。引き分け以上でグループ首位通過が決まる。


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