明治安田J2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンドWEST-Bグループ第9節(延期分)が5月13日に行なわれ、ガイナーレ鳥取とレイラック滋賀FCが対戦した。前半に鳥取が先制するも、滋賀もすぐに追いつき、後半に入って終盤に鳥取が勝ち越したが、またも滋賀が追いつく。そのままPK戦に突入するかと思われたが、後半アディショナルタイムに鳥取が3点目。直後に試合終了となる劇的な幕切れで勝ち点3をもぎ取った。

上写真=鳥取が先行し、そのたびに滋賀が追いつく点の取り合い。最後は鳥取が後半のラストプレーで決勝ゴールを奪った(写真◎石倉利英)

■2026年5月13日 J2・J3百年構想リーグ第9節(@Axis:観衆1,060人)
鳥取 3-2 滋賀
 得点:(鳥)篠田大輝、藤田一途、荒井涼
    (滋)中村健人、谷田壮志朗

粘る滋賀を最後に振り切る

 5月10日の第16節から先発11人全員を入れ替えた鳥取は22分、FWチャ・ウォンジュンが敵陣で相手のパスをカットしてカウンター。MF藤田につないで攻め込むと、最後が藤田のパスを受けた篠田がゴール右に決めて均衡を破った。

 だが直後の25分、滋賀はスローインから鳥取の守備陣がもたついたスキを突いて、ボールを拾ったMF中村がドリブル突破。そのままエリア外中央から右足でミドルシュートを決め、すぐさま追いつく。

 前半終了間際にもMF鈴木のミドルシュートがクロスバーに当たるなど、その後もチャンスを作った滋賀に対し、鳥取はハーフタイムを挟んで良い形で攻め込む回数を増やすが、滋賀の守備網に阻まれて決定機を作れない。それでも終盤に入った78分、DF荒井のロングスローをDF大嶋がヘッドでつなぎ、藤田がエリア外左サイドからゴール左下スミへ鮮やかなボレーシュートを決めて2点目を奪った。

 だが滋賀も粘りを見せる。86分のFW北條真汰と菊島の続けざまのシュートは、どちらもクロスバーに当たって決まらなかったが、直後の87分にFKを得ると、北條のヘッドでの折り返し後のゴール前の混戦からMF谷田壮志朗が蹴り込み、再び追いついた。

 その後は双方がカウンターで決定機を作るオープンな展開となるも決められず、後半のアディショナルタイムも表示された5分に近づき、PK戦に突入するかと思われた。しかし鳥取は左サイドでこぼれ球に反応したMF高柳が折り返し、ファーサイドまで流れたボールを荒井が蹴り込んで3点目。再開のキックオフは行なわれず、まさにラストプレーで劇的な勝利を収めた。

 これで鳥取はPK戦勝利を含めてホーム3連勝。林健太郎監督は「2点目を取った後に逃げ切れればよかったですが、追いつかれて2-2になってからは、どちらが勝ってもおかしくないような内容で、どちらにも勝つチャンスはあった。何とかしのいで逆に決め切れたのは、3点取れたことも含めて、成長につながると思う」と勝ち点3獲得を喜んでいた。

取材・写真◎石倉利英

▼出場メンバー
・鳥取: GKバーンズ・アントン、DFヴァンイヤーデン・ショーン、大嶋春樹、ムン・ミン(73分:荒井涼)、橋本清太郎(73分:金浦真樹)、MF藤田一途、東條敦輝、河村匠(61分:小澤秀充)、高柳郁弥、FW篠田大輝(88分:長谷川夢叶)、チャ・ウォンジュン(61分:星景虎)

・滋賀:GK伊東倖希、DF平井駿助、宮城雅史(84分:角田駿)、藤谷壮、MF中村健人、菊島卓、鈴木翔太(70分:北條真汰)、谷田壮志朗、FW久保田和音(70分:田部井悠)、人見拓哉(84分:森本ヒマン)、竜田柊士(61分:木下礼生)


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