ガイナーレ鳥取GK高麗稜太が、クラブ史に残る観客動員を目指している次節への意気込みを語った。今季の明治安田J3リーグでは1試合を除いてフルタイム出場を続けており、前節も多くの好セーブを披露して勝利に貢献。ホームでの連勝を伸ばすことを目指すものの、まずは一つひとつのプレーに集中するつもりだ。

上写真=守護神の座を不動のものとしている高麗。ホーム8連勝への貢献を目指す(写真◎石倉利英)

2013年以来の観客1万人を目指す

 リーグ中断明けの初戦で高知ユナイテッドSCと対戦した前節(第23節)、鳥取は多くのピンチがあったものの、高麗の見事なセーブなどで無失点に抑え、後半に決勝点を奪って1-0で勝利。ホーム7連勝を飾った戦いを「ディフェンス陣が頑張ってくれて、シュートのコースを限定してくれたり、体に当ててくれたシーンが多かったので、自分としては非常にやりやすい試合だった」と振り返った。

 中断前の2試合は続けて3失点しており、林健太郎監督からも「もう一度、見つめ直さなければいけないと話があった」という。しっかり相手に寄せること、シュートコースを切ること・限定することなどを見直した結果が、再開初戦での完封勝利につながった。

 8月23日の次節・松本山雅FC戦は鳥取が『全緑(ぜんりょく)サマーフェス THE NEXT10000』と銘打ち、観客動員1万人超えを目指す一戦。2011年のJリーグ参入以降、ホームゲームの歴代最多は13年のガンバ大阪戦で記録した1万0096人で、それ以来となる1万人超えとなれば、Axisバードスタジアムは大いに盛り上がりそうだ。

 それでも鳥取の守護神は「どんなに観客が多くても、やるべきことは変わらない。まずは自分のプレーに集中したい」ときっぱり。8連勝を目指すホームでの連勝についても「結果よりも目の前の1分、1秒に魂を込めてやっていきたい」と力強く言った。

取材・写真◎石倉利英


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