ガイナーレ鳥取DF永野修都が、レベルの高い相手との戦いに燃えている。3月20日に行なわれるJリーグYBCルヴァンカップの1stラウンド1回戦で、J1の京都サンガF.C.と対戦。FC東京からの育成型期限付き移籍でプレーしている18歳にとっては、今後J1で戦うための基準を知ることができる貴重な機会であり、今季公式戦初勝利への貢献を期している。

上写真=永野はリーグ戦で開幕から5試合フル出場。J1クラブとの対戦に意気込んでいる(写真◎GAINARE TOTTORI)

「どんどんチャレンジしていきたい」

 明治安田J3リーグで開幕から5試合フル出場している永野だが、チームは2分け3敗の未勝利。現状を「チームが勝てず、試合をやっていても、まだまだ攻守ともに課題があると、すごく感じている」と分析し、「すぐにでも改善していかないと勝てないと思う」と危機感を強めている。

 次節は3月23日、ホームでのFC岐阜戦だが、その前に20日のルヴァンカップ初戦で京都をホームに迎える。FC東京U-18から昇格1年目で、J3クラブで経験を積むことを選択したルーキーにとっては、将来の目標であるトップカテゴリーのレベルを肌で知ることができるチャンスだ。

「東京から鳥取に来てチャレンジしているので、もちろんJ1クラブであることは、すごく意識している」という。アウェー側ゴール裏スタンドのチケットは、すでに完売。劣勢の時間が長くなることも予想されるが、だからこそDFとして「今回ここで何ができるか、個人として求めていきたい」と意気込む。

 チームにとってもリーグ戦での巻き返しに向けて、今季公式戦初勝利でジャイアントキリングを達成したい一戦。「勝利のために自分が持っている力をすべて出すことで、現状のできている部分、できていない部分がはっきりすると思う。どんどんチャレンジしていきたい」と表情を引き締めていた。

取材・文◎石倉利英


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