ガイナーレ鳥取DF丸山壮大が、10月13日の明治安田J3リーグ第32節・いわてグルージャ盛岡戦でリーグ戦ホーム初ゴールを決めた。CKをヘッドで合わせて貴重な追加点を挙げ、フル出場で勝利に貢献。J2昇格プレーオフ圏内との勝ち点差も縮まり、よりチームに貢献すべく気持ちを新たにしている。
上写真=52分、丸山がCKをヘッドで合わせて2-0とする。ニアサイドへのボールに完璧なタイミングで合わせた(写真◎石倉利英)
■2024年10月13日 J3リーグ第32節(@ヤジン:観衆3,113人)
鳥取 2-1 岩手
得点:(鳥)小泉隆斗、丸山壮大
(岩)下上昇大
「いつもどおりのプレーを意識した」
後半立ち上がりの47分に先制点を奪った鳥取は、52分に丸山が追加点。左CKのチャンスで、MF高柳郁弥がニアサイドに蹴ったボールに合わせて相手DFとGKの前に入り込み、ヘッドでたたき込んだ。
リードを広げる一撃は「練習からやっていた形が出た」もの。今季第19節・奈良クラブ戦でのJリーグ初ゴールも左サイドからのFKをヘッドで決めており、「決めて自信がついた」というセットプレーからのヘッドで、リーグ戦ホーム初ゴールも決めた。
この日の会場は米子市の練習拠点・オールガイナーレYAJINスタジアム。3000人を超える観客の前で結果を出し、「ガイナーレのフロントスタッフの方やボランティアの方が、今日ここで運営できるように準備してくださったおかげで試合ができている。そういう方たちの思いが詰まったゴールだったと思う」と感謝した。
先発出場は6試合ぶりだったが、「あまり気負わず、いつもどおりのプレーをすることを意識して」結果を残した。順位は13位で変わらなかったが、J2昇格プレーオフ圏内である6位との勝ち点差は4に縮まっている。今後に向けて「目に見える結果だけでなく、チームのムードや雰囲気を盛り上げられるようにやっていきたい」と意気込んでいた。
取材・写真◎石倉利英