上写真=途中出場で今季リーグ戦最長の45分間プレーした臼井だが、讃岐は追い付かれて引き分けに終わった(写真◎石倉利英)
■2024年3月20日 J3リーグ第5節(@Axis:観衆934人)
鳥取 1-1 讃岐
得点:(鳥)富樫佑太
(讃)冨永虹七
「この引き分けをしっかり受け入れて」
讃岐は11分にFW冨永虹七が先制点を決め、1-0で前半を終えた。臼井はMF内田瑞己との交代で後半開始から出場し、右SBでプレー。「後半の序盤は自分たちがボールを持つ時間が多かったですが、終盤にかけてセカンドボールを拾われ始めて、CKを取られたりした」と語るように、時間が進むにつれて同点を目指す相手の圧力に押されるようになった。
結局、88分に追い付かれて1-1の引き分け。ブラウブリッツ秋田と対戦したYBCルヴァンカップ1回戦も含めて今季公式戦6試合未勝利となり、「45分間、(後半の)立ち上がりのようにできたら、もっとよかった」と悔しさをにじませた。
今季は前述のルヴァンカップでフル出場したものの、リーグ戦の出場時間は前節の7分間のみ。今季リーグ戦で最長となる45分間のプレーを「練習でどんどんコンディションが上がってきていて、それでもらったチャンスだったので、勝ち切れればベストだった」と振り返り、「この引き分けをしっかり受け入れて、次の試合に向けて準備していきたい」と続けた。
今季公式戦は4分け2敗で「勝てていませんが、よく言えば負けてはいない。良い部分はあると思います」と前向きにコメント。「そこから勝ち切るところで、自分がプラスアルファになれたら。攻撃ではビルドアップをサポートしたり、サイドハーフやボランチの選手がプレーしやすいようにして、守備では1対1や、最後のところで粘り強く守ることを、次の試合から体現していきたい」と今後に目を向けていた。
取材・写真◎石倉利英