明治安田生命J3リーグの開幕を翌週に控えた2月18日、ガイナーレ鳥取が出陣式を行なった。監督・選手のあいさつ、新ユニフォームのお披露目、スポンサー紹介などが行なわれ、ともに戦うファン・サポーターと新シーズンへの士気を高めている。

上写真=林新監督(前列中央)と全選手・スタッフがそろい、ファン・サポーターの前で決意を新たにした(写真◎石倉利英)

「皆さんの顔を見ると、身が引き締まる思い」

 鳥取市の県立生涯学習センターで行なわれた『2024ガイナーレ鳥取 出陣式』には全選手・スタッフが参加。来場したファン・サポーター約350人を前に一人ひとりが入場し、新しくキャプテンに就任したMF世瀬啓人は「1月からトレーニングをスタートして、和歌山キャンプを経て新加入選手との仲を深めてきました。J3優勝を目指して頑張るので、皆さんの力を貸してください」と呼びかけた。

 ユニフォームスポンサーの紹介では、昨季に続いて胸部分のスポンサーを務める株式会社山陰合同銀行の執行役員・米子支店長の山内秀洋氏が「今シーズンもチームの皆様、サポーターの皆様、スポンサーの皆様と一緒に精一杯盛り上げていきたい」とエール。選手がファン・サポーターからの質問に答えるコーナーでは、試合の日の朝食は何を食べていますか、との問いに、MF長谷川アーリアジャスールが「野菜は食べず、炭水化物を多めに、納豆、大豆系の食品を食べます。炭水化物はエネルギーになるので、試合で動けるように意識しています」と答えた。

 式の最後には、今季から指揮を執る林健太郎監督が「皆さんの顔を見ると、すごく期待感が伝わって、身が引き締まる思いです。目標であるJ2昇格に向けて、ここにいる全員、クラブに関わる全員の力を合わせて、頑張っていきましょう」とコメント。最後は選手・スタッフが会話をかわしながら来場者をハイタッチで見送った。

 今季のJ3リーグは2月24日に開幕。鳥取は25日の開幕戦でFC今治とアウェーで対戦し、2013年以来のJ2復帰を目指す戦いがスタートする。

取材・写真◎石倉利英


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