ガイナーレ鳥取の林健太郎監督が、チームづくりの現状への手応えを語った。今季から指揮を執ることになり、監督を務めるのはアマチュアも含めて初めてのこと。自らの理想を落とし込むべく、コーチングスタッフと連係しながら選手たちと向き合っている。

上写真=選手たちの動きに目を光らせる林監督。チームを率いるのは初めてだ(写真◎石倉利英)

1月21日に初の練習試合

 林監督は現役時代、ヴェルディ川崎(東京ヴェルディ)やヴァンフォーレ甲府などで活躍。引退後に指導者の道に進み、2018年からヴィッセル神戸でアシスタントコーチやヘッドコーチを務めた。

 2022年からのスカウト担当を経て鳥取の新監督に就任し、1月10日の始動後は「少し(指導の)現場を離れていたので、感覚を取り戻しながら」日々の活動に取り組んでいるという。アマチュアのチームも含めて監督を務めるのは初めてで、どんなチームを作り上げるのか注目される。
 
 目指す形として「まずはボールを保持すること」を挙げ、1月17日の練習では最終ラインからボールを前進させる際の注意点を指摘するなどして、自らの目指す形を植え付けていた。21日には大阪学院大と新体制初の練習試合を一般公開で実施するなど、2月末の開幕に向けて少しずつ準備を進めている。

取材・写真◎石倉利英


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