明治安田生命J3リーグ第35節が11日に行われ、首位の愛媛FCがホームで6位のFC今治と対戦。1−0で勝利を収め、他会場で2位の鹿児島ユナイテッドFCがFC琉球に敗れたため、3節を残してJ2昇格とJ3優勝を決めた。

上写真=J2昇格とJ3優勝を決めた愛媛の選手たちが喜びを爆発させる!(写真◎J .LEAGUE)

常に100%、その積み重ね(石丸監督)

 今治との伊予決戦に勝てば、J2自動昇格が決まる愛媛は49分に松田力がネットを揺らすと、終盤は苦しい展開になりつつも、虎の子1点を守り抜き、ウノゼロの勝利を手にした。この結果、3年ぶりのJ2復帰を決めた。

 さらに琉球とのアウェーゲームに望んでいた2位鹿児島が0−2で敗れたため、愛媛のJ3優勝も決定。17節で首位に立つと、その後は一度もその座を明け渡すことなく、快走。最後は5連勝を飾り、昇格と優勝のダブル達成を成し遂げた。

「選手もスタッフを目標を見失わずにやってきた今シーズンかなと思います。日々のトレーニングから選手が100パーセントを発揮してくれた、その積み重ねが今日につながったと思います」

 目標を達成した愛媛の石丸清隆監督はそう言ってシーズンを振り返った。そして来季に向けてもコメント。

「今年の目標はここ(昇格・優勝)ですけども、まだまだこれから続きます。また選手がたくましくなってニンスタに姿を表してくれると思うので、応援をよろしくお願いします」

 2024年は、J2の舞台で一丸となって戦う愛媛の姿を見せる。


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