8月22日に24歳の誕生日を迎えたガイナーレ鳥取MF文仁柱が、これまで以上のチームへの貢献を誓った。プロ2年目の今季、すでに1年目より多くの試合に出場しているが、J2昇格という目標に近づくべく、残り15試合となったリーグ戦での活躍を期している。

上写真=プロ2年目の今季、開幕から多くの試合で先発出場している文仁柱(写真◎石倉利英)

「24歳も自分にとって大事な1年」

 8月19日の明治安田生命J3リーグ第23節で、鳥取はホームでテゲバジャーロ宮崎と対戦。左サイドバックで先発出場した文仁柱は立ち上がりの2分と試合終了間際の89分、エリア内左サイドから利き足の左足でシュートを放ったものの、どちらも左上に外れて決まらなかった。

「最初のシュートはニアサイドの上を狙いました。もう一つは、するするとゴール前まで行ったので、そのままの勢いで打ったのですが、しっかりコースを狙って、決めなければいけないシュートだった」と振り返る。それでも鳥取は2-0で勝ち、順位を7位に上げた。

 朝鮮大から加入したプロ1年目の昨季はリーグ戦15試合出場・1得点だったが、今季は宮崎戦までに22試合出場・1得点と、すでに1年目を上回る充実のシーズンを過ごしている。オフを挟んで練習が再開した8月22日は、24歳の誕生日。「今季はチームのためにプレーする機会が増えています。24歳も自分にとって大事な1年ですし、今季の最後までケガをせず、試合に出場して貢献したい」と力強く語った。

 リーグ戦は残り15試合で、J2昇格圏内にいる首位・愛媛FCとの勝ち点差は11、2位・カターレ富山との差は7。プロ2年目のレフティーは、2013年以来のJ2復帰に向けて「ここまで頑張ってきたことを無駄にしないためにも、優勝や昇格を実現したい。それが、応援してくれるサポーターの皆さんに選手ができる最大の恩返しだと思っています。最後にみんなで笑えるように、残りのシーズンを頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。

取材・写真◎石倉利英


This article is a sponsored article by
''.