AC長野パルセイロは10日、2020年シーズン限りで契約満了となっていた宮阪政樹が完全移籍で加入すると発表した。昨季は37試合に出場し、3ゴールを記録したボランチで、プレースキッカーを務めるなどキック精度に定評がある。

上写真=長野加入が決まった宮阪政樹(写真◎J.LEAGUE)

昇格を知るプレースキッカー

 これまでに2度『昇格』を経験した選手がチームに加わることになった。昨季限りで群馬との契約を満了した宮阪がチームに加入。プレースキッカーとしても定評のあるボランチは、モンテディオ山形時代の2014年、そして大分トリニータで2018年に、J1昇格を経験している。長野で目標とするのはJ3からJ2への昇格とカテゴリーは異なるが、プレッシャーのかかる状況となった際に、いかに戦うべきかを知る。昇格にあと一歩と迫りながら、昨季終盤に勝ち点を積めなかった長野にとっては、その反省を生かす意味でも、チームを落ち着かせることができ、セットプレーでゴールの確率を上げられる宮阪の加入は大きなプラスと言えるかもしれない。

「ザスパクサツ群馬から加入することになりました宮阪政樹です。チームの勝利・昇格に向けてできることを精一杯やりたいと思います!応援よろしくお願いします!」

 本人も昇格に向けて、強い覚悟をもってプレーするつもりだ。

宮阪政樹(みやさか・まさき)
■ポジション:MF
■生年月日:1989年7月15日
■出身地:東京都
■身長/体重:169cm/68kg
■利き足:右


This article is a sponsored article by
''.