J3のカターレ富山は26日、2019シーズン限りで契約満了となっていたFW田中智大が現役を引退すると発表した。
上写真=現役引退を発表したFW田中(写真◎J.LEAGUE)
昨季はリーグ戦8試合に出場
田中はクラブを通じ、次のようにコメントした。
「昨シーズン限りでプロサッカー選手を引退することを決めました。ここ数年は怪我に悩まされ、自分の可能性に限界を感じ決断しました。私のサッカー人生は順風満帆ではなかったですが、秋田でのJ3優勝はサッカーの醍醐味を強く感じましたし、頑張って良かったと思える一瞬でした。
ここまでサッカーをやってこれたのも、関わってくれたチームメイト、スタッフ、サポーター、スポンサーの方々、サッカー関係者の皆様、そして家族がいたからこそだと思っており、とても感謝しております。これからは立派な社会人になれるよう頑張りますのでよろしくお願いします! 本当にありがとうございました!」
福岡県出身で現在29歳の田中は、アビスパ福岡U-18から福岡大に進み、大学卒業後の2014年にFC岐阜SECONDに加入。翌2015年にFC岐阜のトップチームに昇格し、ガイナーレ鳥取、ブラウブリッツ秋田を経て、2019年に期限付き移籍でカターレ富山に加入。昨季は8試合出場4得点を記録したが、シーズン終了後に秋田、富山の両クラブから契約満了が伝えられていた。