J3のいわてグルージャ盛岡は28日、MF清水敦貴がカナダのヴィクトリア・ハイランダーズFCへ期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2020年3月~8月の半年間となる。
上写真=ヴィクトリア・ハイランダーズへの期限付き移籍が決まったMF清水(写真◎J.LEAGUE)
アカデミー生え抜きの19歳
2000年生まれで現在19歳の清水は、小学生の頃からグルージャ盛岡のアカデミーに通い、2019年に同アカデミー史上初めてトップチームに昇格。昨季はJ3リーグで1試合にベンチ入りした。
清水はクラブ公式サイトを通じて、「この度、3月よりヴィクトリア・ハイランダーズFCに加入し、半年間、カナダで挑戦させて頂くこととなりました!サッカー面での活躍・成長はもちろん、姉妹都市であるヴィクトリア市での生活を通じて、オフザピッチにおいても人間力を高めると共に、盛岡・ヴィクトリアの架け橋となれる貢献も出来ればと思います。カナダでの活躍を少しでも多く岩手の皆さまに届けられるよう頑張ってきます!応援、よろしくお願いいたします!」とコメントを発表した。
またクラブ公式ツイッターで公開された動画では、英語でのスピーチを披露。「心の中で、リトル・アツに聞きました。『どこのクラブでプレーしたいんだ?』と。そうしたら、心の中のリトル・アツが『ヴィクトリア・ハイランダーズだ』と答えました。僕はそれで決心しました。ハイランダーズのために多くのゴールとアシスト、そして特別なものをもたらせるように努力します」と意気込みを語った。
ヴィクトリア・ハイランダーズFCは、MLS傘下の3部リーグに相当するUnitedSoccer Leagues League 2に属し、一昨年から岩手とパートナーシップ協定を結んでいる。