明治安田生命J1リーグへの昇格を争うJ1参入プレーオフは、10月30日に1回戦を迎える。3位のファジアーノ岡山が迎えるのが、最終節に逆転で6位に入ったモンテディオ山形。異なるスタイルをぶつけ合う熱戦になりそうだ。

上写真=岡山が山形を迎える熱戦、勝つのは?(写真◎スクリーンショット)

■J1参入プレーオフ 1回戦 
2022年10月30日(日)14時・シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 vs モンテディオ山形

■今季J2対戦成績
8月31日 山形 0-2 岡山
得点:(岡)ヨルディ・バイス、ハン・イグォン
9月10日 岡山 2-1 山形
得点:(岡)チアゴ・アウベス、ミッチェル・デューク(山)國分伸太郎

「山形さんのフットボールをリスペクト」と金山隼樹

「全力で自分たちのサッカーを出して、ファジアーノらしく戦いたい」と、3位に入った岡山の木山隆之監督。

「素晴らしいフットボールの戦いになると思います。シーズン終盤でいい流れをつかむことができたので、フットボールをやりきって勝利を収められるように、そして次に進められるようにしたい」と、逆転で6位に滑り込んだ山形のピーター・クラモフスキー監督。

 J1参入プレーオフ1回戦で戦う両監督は、ともにニヤリと笑った。ポイントになるのは、よりダイレクトにゴールに向かう岡山と、しっかりと時間をコントロールしながらボールを動かす山形と、異なるスタイルのぶつかり合いだろうか。

「岡山は強くダイレクトに攻めてくるので、そこが対戦相手には脅威になります。一瞬でゲームを変えることのできるキープレーヤーもいます。私たちは自分たちの戦いをやりきることです。しっかりとフットボールをしてコントロールしながらやりたい」

 クラモフスキー監督が狙いの一端を口にする。一方の、木山監督。

「我々の良さは個人のパワーや強さで、それを戦術の中に組み込んで攻守にアクティブにプレーするのが根幹です。その中で非常にテクニックがあってオーガナイズされた攻撃をする山形さんに対してはタフに戦うことが大事です。自分たちのペースに持ち込むために全力でやりきりたい」

 選手たちも思いは同じだ。岡山の金山隼樹はハイレベルの相手をしっかりと分析する。

「非常に攻守で組織されていて、特に攻撃においては選手の動きとボールのつながりを含めて高いレベルにある素晴らしいチームです。山形さんのフットボールをリスペクトしていますし、それに負けないように特長を出してしっかりやっていきたい」

 山形の南秀仁も岡山の特長を警戒する。

「岡山さんはタフなチームで、すごく能力が高い選手がたくさんいていいチームだと思います。かなりいい試合になるんじゃないかと思っています。リーグでは勝てていないので、そのことも含めて勝ちたい」

 自慢のスタイルを思う存分ぶつけ合い、1回戦を突破するのはどちらだ。

■J1参入プレーオフ 今後の予定
・2回戦 11月6日13時5分
・決定戦 11月13日13時5分


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