上写真=C大阪から長崎に移籍する都倉(写真◎J.LEAGUE)
「全身全霊で戦う」
1986年6月16日生まれ、東京都出身の都倉は、川崎フロンターレU-18から2005年にトップチームに昇格。08年にザスパ草津に期限付き移籍、翌年に完全移籍し、その後にヴィッセル神戸、コンサドーレ札幌でもプレーした。
セレッソ大阪には19年に完全移籍したが、同年5月に右ヒザの前十字靭帯と外側半月板を損傷し、そのままシーズンを棒に振った。20年に復帰して明治安田生命J1リーグでは14試合に出場、1得点を挙げたが、同年限りでの契約満了が発表されていた。
都倉はC大阪のクラブ公式HPで「2年間という短い時間でしたが、どんな時でも温かく支えてくれたファン・サポーターの皆さん、ありがとうございました。昨年、ケガをした直後のダービーで、試合前に『9』のコレオを掲げてくれたことをはじめ、本当にたくさんの励ましのおかげで9カ月という長いリハビリを乗り越える事ができました」とあいさつ。「残念ながら来年はセレッソ大阪の一員として、ともに目標を目指し戦うことはできませんが、僕自身セレッソ大阪で得たもの、そして今年の個人的な悔しさを来季への原動力に変えて、泥くさく、貪欲により成長していきます! 本当にありがとうございました!!!」とメッセージを送った。
また、長崎のクラブ公式HPでは「今シーズンからV・ファーレン長崎でプレーさせてもらうことになりました都倉賢です。ファン・サポーターの皆さんは昨年、本当に悔しい思いをしたと思います。そんな悔しさを糧に、選手たちとともに最後の最後まで戦ってください!」とコメント。「2021シーズンは絶対にJ1昇格をつかみ取りましょう!!! 僕自身、J1昇格に向けて全身全霊をかけて戦っていきますので応援よろしくお願いします」と強い決意を示している。