レノファ山口FCは12月30日、東京ヴェルディのMF澤井直人が加入すると発表した。ジュニアからの生え抜きで、フランスでのプレー経験もある澤井は、20年限りで東京Vとの契約が満了となっていた。

上写真=ジュニア時代からプレーしてきた東京Vを離れ、山口に加入する澤井(写真◎J.LEAGUE)

「ヴェルディには感謝しかありません」

 1995年4月3日生まれ、千葉県出身の澤井は、ジュニア、ジュニアユース、ユースと東京Vのアカデミーで育った生え抜きで、2014年にトップチームに昇格した。18年途中にはクラブの提携先であるフランス2部のアジャクシオに期限付き移籍。Jリーグの19年シーズン途中に復帰したものの、20年シーズン限りで契約満了となることが発表されていた。

 移籍決定に際し、澤井は東京Vのクラブ公式HPで「レノファ山口FCに移籍することになりました。何度も伝えた通り、東京ヴェルディには感謝しかありません。応援してくれているサポーターやクラブに関わる方々、たくさんの人たちに支えてもらい、ここまで育ててもらいました」と感謝のコメントを発表。「レノファで活躍している姿を見せて恩返ししていきたいと思います。また会えるのを楽しみにしています! 本当にありがとうございました。これからも澤井直人を応援よろしくお願いします!」と古巣に別れを告げた。

 一方、山口のクラブ公式HPでは「皆さん初めまして。東京ヴェルディから移籍してきました澤井直人です。レノファ山口FCが掲げる目標や信念に、すごく熱い思いになりました」とあいさつ。「声をかけていただいた、このクラブのため、自分自身の価値をすべて出したいと思っています。皆さんで一緒に素晴らしいシーズンにしましょう! これからよろしくお願いします!」と決意を述べている。


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