J2のジェフユナイテッド千葉を率いる尹晶煥監督が9日、オンライン取材に応じた。水戸ホーリーホック戦(フクアリ)が行なわれる10日は台風14号の接近により大雨予報。指揮官は雨で滑りやすいピッチを想定し、安全第一の心構えで試合に備える。
上写真=尹晶煥監督は今節対戦する水戸について「良い形で点を取れるようなチーム」と警戒した(写真◎ジェフユナイテッド千葉)
「自陣でのミスを減らさないといけない」
5連戦最後となった前節のザスパクサツ群馬戦(4日)は0-1で敗戦。尹晶煥監督は「同じメンバーで戦ってきて疲労もたまっていた」と過密日程を考慮しつつ、「相手の裏をあまり狙っていなかった。相手にしたらやりやすかったのではないか」と攻撃での反省点を挙げた。
「前の選手は交代できる選手がいるので、半分(45分間)でも必死に走ったり、もっと仕掛けたりしてくれれば、攻撃がより活発になるんじゃないかと思う。これからはそういうところも変えていかないといけないと思います」
水曜日にはキャンプ中のU-19日本代表と練習試合を実施。指揮官は「ゲーム感覚、チームのやりたいことに重点を置いた」と振り返り、「良い姿を見せてくれた」と出場したサブ組を評価。群馬戦は67分に最初の交代カードを切ったが、今節の水戸戦ではより早い時間に手を打つことも考えている。
なお、その水戸戦が行なわれる10日は台風14号の接近により大雨予報。「そういうときはリスクを減らすことが大事。自陣でのミスを減らさないといけないし、ミスをした場合は周りの選手がどれだけリスク管理をするかで変わってくるので、そういう意識を持ってやらないといけない」と話した。