ジェフユナイテッド千葉のDF鳥海晃司が8日、オンライン取材に応じた。6試合連続で先発している25歳のCBは、5連戦のスタートとなる10日の水戸ホーリーホック戦に向けて「ホームでしっかり勝ちたい」と語った。
上写真=8日の練習後に取材に応じた鳥海(写真◎ジェフユナイテッド千葉)
「失点しなければ負けない」
9月12日のJ2第19節・愛媛FC戦から6試合連続で先発出場。尹晶煥監督の信頼を勝ち取り、CBの定位置をつかんだ鳥海は「試合に出続けることで成長を感じられる」と充足感を得ながら、「結果がついてきていないのでもっと勝ちたい。そういうところを貪欲に」と話した。
鳥海がレギュラーに定着してから完封が3試合と守備は安定しつつあるが、前節のザスパクサツ群馬戦は前半19分に先制を許し、そのまま0-1で敗戦となった。クロスに対して後方から走り込んできた相手に合わされ、「一番危ないところをセンターバックが埋めていかないといけない」と反省し、次節での挽回を誓う。
尹晶煥監督から求められるのは後方からのコーチング。「後ろから喋ることでチームが楽になるので、リーダーじゃないですけど、声を掛けてチームを鼓舞することはできてきているかなと思います」。今季でプロ3年目。最終ラインでのたたずまいにも貫録がついてきた。
10日にホームで行なわれる水戸戦から5連戦がスタートする。鳥海は「失点しなければ負けることはない。1試合を通して集中し続けて、失点しないことを意識したい」と完封へのこだわりを示し、「5連戦の最初がホームで始まるので、ホームでしっかり勝ちたいですし、勢いに乗れるような試合にしたい」と勝利を誓った。