J2京都サンガF.C.のDF黒木恭平が10日、全体練習後にオンラインで取材に応じ、6月27日のリーグ再開に向けての意気込みなどを語った。
上写真=ZOOMを使って取材に応じたDF黒木
急ピッチで調整中
J2リーグの再開に向けて、急ピッチで準備を進めている。レノファ山口との開幕戦(●0-1)に先発出場した黒木は、厳しいトレーニングでたっぷり汗を流し、充実感を漂わせていた。
「内容のある練習ができています。体力的にもこれからもっと上げていきたい。すぐに試合が始まるので、それに向けてやっていかないと」
うだるような暑さのなかでの練習だったものの、気にする素振りは見せていなかった。これからの夏の連戦に備えている。
「暑いなかでもやれるようにしっかりやっていきたい。相手も同じ状況なので」
今年1月、京都府亀岡市に新しく完成した『サンガスタジアム by KYOCERA』のピッチで躍動する日を心待ちにしながら、複雑な思いも吐露した。
「無観客試合はやったことがない。テレビの前でファン・サポーターの方に応援してもらっていると思いながらプレーしたいです」
プロ9年目を迎える30歳。JFLのヴェルスパ大分、J3時代のレノファ山口、鹿児島ユナイテッドでもプレーしてきた苦労人。18年途中に期限付き移籍で京都に加わり、19年に完全移籍。昨季は41試合に出場した。今季も左アウトサイドの主力として活躍が大いに期待されている。J1昇格には、黒木の奮起は欠かせない。
取材◎杉園昌之