4シーズンぶりのJ1復帰を目指すヴァンフォーレ甲府が2020年シーズンのキャプテンと副キャプテン3人を発表。新井涼平主将、山本英臣、ドゥドゥ、金園英学の3人の副主将でチームを引っ張り目標達成に力を尽くす。
上写真=新キャプテンに就任した新井涼平(写真◎VFK/J.LEAGUE)
良い時も悪い時もポジティブに
2020年シーズンのキャプテンは新井涼平に決まった。2013年から甲府でプレーし、新シーズンで在籍8年目。2016年からは副キャプテンとしてチームを支えてきたが、自身の度重なるケガもあり、ここ2シーズンはベストな状態でその能力を発揮できなかった。しかし今季は文字通りチームの顔となって陰に日向にヴァンフォーレを引っ張っていく。
「良い時も悪い時もポジティブな雰囲気を流せるような働きをしていき、チーム、選手が成長できるようなシーズンの手助けをしていきたいと思います。 ヴァンフォーレ甲府の応援をよろしくお願いします」
そして、副キャプテンは今年も3人制を採用する。2009年から2018年まで実に10シーズンに渡ってキャプテンを務め、昨季から副キャプテンとなった山本英臣が引き続き、チームを下支えしていく。
「新井キャプテンをしっかりと支えてチームが1つになりサポーターの皆さんと数多く喜び合えるように頑張ります」
残る二人はドゥドゥと金園英学だ。
「副キャプテンに任命された期待に応えられるように、努力に努力を重ねます。また、コミュニケーションを取ることが大事なので、日本語もしっかり学び、若手選手の鏡となれるよう責任感を持って努めたいと思います。よろしくお願いします」(ドゥドゥ)
「より一層、強い責任感と覚悟を持ってチームを鼓舞していきたいと思います。よろしくお願いします」(金園)
昨季、チームは5位となり、昇格プレーオフに進出したものの、1回戦で4位の徳島ヴォルティスと引き分け、ネクストステージに進出することができず、J1の舞台に返り咲くことはできなかった(引き分けの場合、年間順位の上位チームが勝者となる)。
就任2年目の伊藤彰監督の下で新シーズンのスタートを切ったヴァンフォーレ。新井キャプテン、そして山本、ドゥドゥ、金園という3人の副キャプテンがチームをけん引し、4年ぶり4度目のJ1昇格を目指す。