上写真=横浜FMは逃げ切れず、町田はなんとか追いついた(写真◎J.LEAGUE)
■2026年9月12日 明治安田J1第7節(観衆48,623人@MUFG国立)
町田 1-1 横浜FM
得点:(町)望月ヘンリー海輝
(横)谷村海那

横浜FMは数的優位を生かせず
早々に試合を動かしたのは、横浜F・マリノスの方。12分、右CKを中央で谷村海那がヘッドで強烈に突き刺して、エースが幸先よく先制した。
FC町田ゼルビアは5勝1分けで首位、1試合平均3ゴールを奪っているが、この日はなぜかおとなしい。チャンスメーカーの相馬勇紀や期待の新エースストライカーの小川航基になかなかボールが入らず、しかも初めてのシュートが生まれるまでに、43分まで待たなければならなかった。
横浜FMの守備は安定していて、町田の左サイド、相馬と明本考浩が前後左右に入れ替わりながらスペースを攻略しに来ても、右サイドバックの井上太聖と右サイドハーフの近藤友喜がマークを受け渡しながら的確に対応した。
町田は後半開始から長身FWテテ・イェンギを投入して前線に高さを加え、センターバックのキム・ミンテも送り込んで望月ヘンリー海輝を右ウイングバックに上げた。右のクロスからの空中戦が狙いだ。
右の望月、左の相馬が徹底的にクロスを送り込む、シンプルだが相手にとっては厄介な攻撃を繰り返した。しかし、横浜FMの壁は厚く、何度でも跳ね返していく。少しずつ足が止まると横浜FMが押し返し、一進一退の展開になった。
横浜FMは65分に話題の16歳MF三井寺眞を投入するなど、攻撃をリフレッシュ。しかし、町田も72分に下田北斗と松尾佑介を送り出すと一気にゴールに迫っていく。75分には左ウイングバックにポジションを移した相馬のクロスにテテ・イェンギがヘッドで狙うが、GK飯倉大樹にストップされた。
しかし、81分に明本が2度目の警告を受けて退場、町田が1人少なくなって窮地に立たされた…と思われたが、そうではなかった。84分、クロスのこぼれ球から望月がシュート、これが相手に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。土壇場で同点だ。
最後は1人多い横浜FMが押し込むがゴールは生まれず、1-1のドロー。状態がいいとは言えなかった町田が意地で勝ち点1をもぎ取って、無敗を堅持した。
