上写真=相手のPKをストップした早川友基を中心に鹿島の選手が喜びの輪(写真◎J.LEAGUE)
■2026年5月10日 J1百年構想リーグ第16節(観衆:32,182人@日産ス)
横浜FM 1-1(PK4-5)鹿島
得点:(横)谷村海那
(鹿)レオ・セアラ

横浜FMが優勢だったが…
EAST首位の鹿島アントラーズを上回る攻撃で、横浜F・マリノスが主導権を握る前半になった。
14分のデザインされたCKからのジェイソン・キニョーネスのヘディングシュート、22分のショートカウンターからの渡辺皓太のシュートなど、ゴールに迫った。しかし、枠を捉えられずに得点には至らない。
鹿島はなかなか深くまで入り込むことができなかった。劣勢を打開しようと、23分頃に左サイドハーフの鈴木優磨とFWの師岡柊生のポジションを入れ替えることで徐々に持ち直した。
それが功を奏して、31分にはオフサイドにはなったが左をスルーパスで抜けた師岡が鋭くシュートを放ち、45+1分にはカウンターからレオ・セアラのパスを受けて同じく左から抜けた師岡が狙ったが、枠の上へ。
試合が動いたのは58分。鹿島が師岡に代えて林晴己を投入し、攻撃の圧力を高めようとしたその直後だった。
横浜FMはユーリ・アラウージョが強引に左サイドから運び、引っかかってこぼれるが、これに天野純が素早く反応、そのままのスピードで左へ抜け出して中央に送ると、フリーになっていた谷村海那が右足でしっかりと当ててゴール右に送り込み、鮮やかに先制した。
鹿島は67分にボランチを2人いっぺんに代えて三竿健斗、荒木遼太郎を投入し、右サイドハーフも推進力のあるチャヴリッチへ。横浜FMも68分に両ウイングを入れ替えて、ジョルディ・クルークスを右に、浅田大翔を左に配置して、ともにゴールを目指すパワーを高めた。
鹿島はさらに左サイドバックの安西幸輝を下げて17歳の吉田湊海を投入、林を左サイドバックに下ろし、鈴木が左サイドハーフに移り、吉田がレオ・セアラと2トップを組む布陣で勝負に出た。
終盤は鹿島が押し込んでペナルティーエリアの中にボールを運んでいき、横浜FMがなんとかかき出す場面が連続。そして、ついにゴールをこじ開けた。
90+5分、右サイド深くで得たFKを荒木が中央へ、レオ・セアラが得意のヘッドでゴール左に流し込んで、土壇場で同点に追いついてみせた。
PK戦では鹿島のGK早川友基が3人目の宮市亮のシュートをキャッチ。鹿島は5人全員が決めて5-4できっちりと勝ち点2を積み上げた。
